私が欲しいのは「スタイル」

2023年の撮影受付は2月28日までです。

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昨年から続いている家の断捨離。

地味に続いているのだけど、この断捨離は実は私の荷物ではなくて祖父の荷物。

人のものを捨てるのって本当にねえ、もう。(ぐちですw)

私が住んでいる部屋の一角には「開かずの扉」なるものがあって、そこには祖父の荷物がぎっしりと。

天国に帰ってから20年くらい経つのだけどね、置きっぱなしになっていて。

私一人の判断で勝手に捨てることができなくて、、って感じだったのだけどやっと父が整理する気になって捨てて良いものと残しておくものを判別してくれました。

で、判別したはいいけど実際に荷物を片付けるのは私よ(T ^ T)なんでなんと言いたいけどまあそれはいいとして。

祖父の荷物の中には幼少期の写真や学生時代〜後年期それぞれ残っていてね。

昔のものだからなんていうかこまごましててゴミの分別難しいのよ。

薬科大学出身だったので、理科の実験みたいなビーカーとか薬品とか道具とか。いつの時代ですかって感じだし、爆薬でも作るんですかというような迫力でこわいんですけど、、!!

当時すぐに捨ててたら大変じゃなかったと思うのだけどあまりにも古いものって今とは時代が違いすぎるし仕分けるのも、捨てるのも、全然違うからホントに脳が芯から疲れる😅

片付けをしていて思うのは、物の価値って何だろうということ。

荷物の中にはきっと貴重なものなんだろうというものもあってね、掛け軸も20本以上や、見たことのないカメラやレンズ。

良いものなんだとは思うんだけど、お手入れをしていないからボロボロになってしまっているものがほとんど。

状態が良かったら、譲っても喜ばれる品の数々なのに、、お手入れをするかしないかでゴミになってしまうんだよね。

勿体無いような、ケアできなくて悔しいような、切ない気持ちを感じてね。

いかにお手入れをすること、愛でること、目をかけることが大切なんだろうと思った。

大切に目をかけられてきたものはいくら古くても、時間を経ていても、知らない人でも伝わるもの。「なんかいい感じがする。」と。

今の時代はゴミを捨てるのにもお金がかかるし、これからは普段のゴミ出してもかかるようになるんじゃないかと思っています。(知らないけれど。)

物との付き合い方をより深く考えるようになりました。

自分がどんな風に生きていきたいのか、本当に心地よい暮らしとはなにか、自分にとって自然なライフスタイルとはなにか。

私は洋服やバッグや靴は自分の管理できる範囲で、大切に修理しながら着倒したい。

食べ物も旬のものを美味しく腹八分目で味わいたい。

私自身も以前とは手に取る洋服やライフスタイルが変わってきている今、購入するものはとても慎重になりました。

長いお付き合いをしたいしケアしながら自分自身に馴染んでくれるもの。

今ネットでは色々な情報で溢れていてすぐに影響受けて「あれも欲しい、これも欲しい」ってなるんですけどね。

これから10年後も持ちたいものなのか、ずっと付き合っていきたいものなのかを考えて一旦おくようにしています。

でねでね、私の理想ってなんだろうっていうのをここずっと考えていてハッとしたのが

私が欲しいのは「自分自身のスタイル」だったんだなーということ。

誰かのようになりたいのではなく、自分の「スタイル」を確立したいんだと気付いたんだよね。

仕事で言えば、カメラマン・写真としてみんなに認識してもらえたりしていてある程度「写真家としてのスタイル」は確立されていると思うのね。

でも私自身の生き方、在り方というスタイルってよく分からないのだよね。

なんていうか、これからこうやって暮らしていきたいみたいな人生の軸となるスタイル。

それを外見やファッションでもっと表現してみたいなと思うようになったんだよね。

自分の物もそうだけど、ほとんど人の物だからね。なぜか私は人のものを片付けること多い、いやだ!w

だけどね、やっぱり多くのものを捨ててみて思うのは

上質なもの、良いもの、ハイブランドやメゾンはいつの時代になっても価値は落ちにくいのだなと心底感じました。

いくら古くてもゴミにはならない。(いや、それでも欲しいという人はいるという意味です。)

後世に残された者にとって、価値があるものを受け継いでいきたいという気持ちは素直にそう。

それはいかに愛されてきたのかということ。

大切にされた愛のエネルギーが宿ったものは、一見古びたように見えても時代を超えて再び愛されます。

そうやって、今手にしているものを愛していきたいと思いました。

これから出会うものも、目一杯愛でていきたい。

今日はこの辺でおしまい。

じゃあ、またね。

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ABOUTこの記事をかいた人

元美容師。 その後整体師、店舗サロンオーナー兼セラピストを経て写真家へ。 20代半ばで病気になり髪の毛が抜けて絶望的な日々を送っていた時に、ランジェリーと写真に出会い救われる。 その経験から女性の美しさの可能性に感動し、コンプレックスを抱えている女性や 女として諦めていたり、自信をなくした人に向けて整体&撮影を始める。 女性性を開花するツボを押す施術が得意。 写真は独学で、大のカメラ好きだった祖父から幼少期からモデルの練習を(イヤイヤ)させられていたおかげか どうすれば女性が美しく見えるのかを熟知しており、それが今の仕事に活きるとは微塵も思っていなかった田舎娘です。 <また、現在好きな仕事で圧倒的自由に活躍するために稼ぐとは?をテーマにビジネスを学んでいるのでビジネスの動画も配信中。> YouTube⇨https://www.youtube.com/channel/UCd7Jb-6RtMES5OQWKCJ4Yew ホームページ⇨https://www.rumnishikawa.com