正直な気持ち

今日はインスタグラムのストーリーズで私の正直な気持ちを書いていました。

ブログでも貼りますね。

私は元々、施術家で人の顔や体・肌に触れる時間が圧倒的に多かった。

女性は身体を温めるだけで表情が柔らかくなり、丁寧に触れるだけで安心する。

そのエネルギーが切り替わる瞬間を見つけた時、本当に感動して私の心はときめいた。

その人が本来持っているエネルギーが、発光する瞬間だね。

でも、それは本人はきっと知らないのだろうなって感じたんだよね。だからそれを伝えたいな、教えたいなって思って撮り始めたのが古い携帯のカメラだった。

それは色っぽくて官能的なのだけれど、少女のような可愛らしさもあって。相反する魅力は共存するんだって知った。

だから目の前の人の本来のエネルギーを見つけることに夢中になって、その瞬間を写真にした。そしたら全国からお客さんが来てくれるようになって、私はカメラマン・フォトグラファーとして認識されるようになった。

人に伝えるとき分かりやすいから私も使うけれども。正直、カメラマンという肩書きが一人歩きしている気持ち。

この部分が嫌いだからこの確度から撮らないでほしい。こうしてください。こういうのはNGだけど、いい感じにしてください。

リクエストや要望を聞かせてもらうのは好きだけど、それにすべて応えるのが私の仕事なのだろうか。

言われたことを撮るだけなら、私より最適なカメラマンさんはたくさんいる。私より上手な人や素敵な人も山ほどいる。

制限のある中で撮る写真って、誰かを本当に幸せにするのかな。写真のパワーや可能性って、いかに委ねることができるかなんじゃないかと思う。自分の制限を外して、委ねてみる。

委ねてみて初めて、知れる世界ってあるんじゃないかと思うんだよね。

委ねることができる人って、上級者さんなんですよね。

どんな自分が出てきてしまうか分からないし、見たくない部分が晒されるかもしれないし、自分でコントロールできるなら事前に予防線を張っておきたい。

私はそういう気持ちが強い人だから、このストーリーズは自分の気持ちを書いています。

でも私だけではなくて撮影に来る女性の方もこういう方が多いです。だから私はとても共感するし、まったく同じ気持だよっていうことを伝えたい。

だだ、撮影する立場としてみんなの「気持ち」や「リクエスト、要望」を聞いているとあまりにも自分の嫌な部分にガチガチに凝り固まってしまっていて勿体ないと思うこともあります。

単純に、自分のここは嫌だから撮らないでほしい。っていうのはなんだろ、少し寂しい。

自分のことを愛したい、もっと知りたい、私ってどんな人物なんだろうって思って、撮影しようって決めてきてくれているのに。ありきたりな言葉かもしれないけど、世界で一人しかいない自分なのに。自分を愛してあげられるのは自分なのにって。

(いや、ホント余計なお世話かもしれないけど、)

もっと裸になって、どんな自分が出てくるのか楽しみにしてほしい。委ねたら自分の醜い部分が出てくる、晒されると思って制限をかけておきたい気持ちも分かるけれども、。

それ以上に、素敵な自分に出会えるかもしれないのだし。うん。

数年後、見返した時に「ああ、嫌だったここの部分も今なら愛おしいなって思える」という変化もあるかもしれないし。

私はそれよく感じるんだよね。

絶対に人には見せられない嫌な部分が写っている写真。数年前に撮ったもの。

でも、色々な経験を経て、今振り返ってみるとさ。「こんな変だと思ってた写真・・・今見ると撮ってくれててありがとう。これが一番私っぽくていいな。」って感じることが多々ある。

不思議だな〜と思うけど、自分の許容範囲が広がったのか、余裕ができたのか、いい意味でこれが自分と諦めたのか。

自分のコンプレックスが魅力に変わる瞬間なんて、いつくるかは分からないけど、あっという間に切り替わっているもの。記憶がすり替えられたんかんか?っていうくらい上書きされていくものでした。

だから見た目も、魅力も、コンプレックスも、感じることも、すべては変化していくものなんじゃないかなと思います。

私はキメ顔で自撮りするのが好きだし、可愛く写っている写真を載せてほしいし、自分でも載せたいし、っていう感じだけどそれと同じくらい変顔も好きかな。

変顔撮れたら嬉しいって思って、お気に入りフォルダに保存しているし、元気が欲しい時に見ると我ながら笑えるって感じで肩の力が抜けて悩んでいるのがアホらしくなってくる。

可愛い写真も、変な写真も、どちらも楽しめるようになると人生がより豊かになる。

そんなことを、今日は感じていました。

というわけで、「委ねたい!!」と思えるカメラマンさんに出会ったら、その時は全信頼で委ねてみてほしいです。きっと自由とワクワクの感覚に包まれるはずです。

このブログを読んでくれた皆さんが、そんな素敵なカメラマンさんに出会えますように。

では、またね^^

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ABOUTこの記事をかいた人

元美容師。 その後整体師、店舗サロンオーナー兼セラピストを経て写真家へ。 20代半ばで病気になり髪の毛が抜けて絶望的な日々を送っていた時に、ランジェリーと写真に出会い救われる。 その経験から女性の美しさの可能性に感動し、コンプレックスを抱えている女性や 女として諦めていたり、自信をなくした人に向けて整体&撮影を始める。 女性性を開花するツボを押す施術が得意。 写真は独学で、大のカメラ好きだった祖父から幼少期からモデルの練習を(イヤイヤ)させられていたおかげか どうすれば女性が美しく見えるのかを熟知しており、それが今の仕事に活きるとは微塵も思っていなかった田舎娘です。 <また、現在好きな仕事で圧倒的自由に活躍するために稼ぐとは?をテーマにビジネスを学んでいるのでビジネスの動画も配信中。> YouTube⇨https://www.youtube.com/channel/UCd7Jb-6RtMES5OQWKCJ4Yew ホームページ⇨https://www.rumnishikawa.com