先日、角川武蔵野ミュージアムに行った際に偶然見つけた「Boudoir Art」という本!
本当にたまたま見つけた本だったので大興奮・・!
きゃ〜!ブドワールの本があるなんて!と。
素敵で、かぶりつくように見ていたので目が血走っていたかもしれないです。
この写真は有名な本棚劇場。
手に取った本は自由に読めるようになっています。
一部、かなり貴重な資料のようなものもあるのでそういったものは触れられないように注意書きがしてあります。
動画はNGだけど写真ならOKのようです。
テーマごとに書籍が分けられていますし、椅子やソファもたくさんあるのですぐ座って読めます。
学校の教室のような感じ、それよりもっとフランクな雰囲気ですね。
普段読まないようなテーマでも、知的好奇心をくすぐられるような本がぞろぞろと並んでいて本好きな方は一日中いられます。
これはお色気雑誌なのだけど、こういうのは透明なビニールに包まれていて触ってはいけないもの。
雑誌だからみんなで触ったらすぐにボロボロになってしますのでしょう。
こうして当時の雑誌を見れるだけでも貴重!
これほどの量の書籍がある中で
見つけた素敵な本はこちらです!
「Boudoir Art」
かなり大きくてずっしり重い本です。
オレンジ色の表紙がパッと目を惹きますね!
中を開けてみると、どうやらこの本はアメリカ人男性の出版によるもので
1910年代〜1940年代頃のブドワールをテーマにしたヨーロッパもしくはニューヨークの画家数名の絵を集めたものだそう。(多分。)
とても美しくて私が大好きな絵です。
どこかのバーのようなあ場所で、ロングドレスを着飾った女性。二匹の犬も一緒で、白い犬の方はストローでドリンク飲んでますね。笑
ブドワールを象徴するような一枚です。
ベッドの上でくつろぎ、柔らかそうな枕に頭を寄せて心からリラックスしているように見えます。
ドレスの肩紐が自然に肩から落ちていて、誘惑しているようにも・・💘
親密な関係性がうかがえます。
こちらの女性も、大型犬と共にソファのようなベッドに横たわっています。
お化粧は美しくされていて、とても幸せそうな表情です。
ドレスも背中をざっくり見せるようなもので須賀、透けていて脚の組み方も官能的です。サテンかシルクのストラップ付きのヒールの靴も素敵です。
こちらの女性はヌードですね。
誰かを見つめるような優しい表情✨
ふかふかのファーの上に仰向けになって、美しさを表現しています。
ヒールの靴に、アクセサリーに、整えられたヘアメイク。
女性の最も輝く瞬間のような一枚ですね。
これらの絵は80年〜100年ほど前に描かれたものですから、ブドワールというジャンルは古典的なものであると感じました。
本の中にはぎっしりと英語で文章が綴られていたので、ブドワールアートの時代背景的な解説ももちろんあったのだろうと思いますが英語が読めない私には分からずなので、部分部分で理解しました(泣)
なんか、とても嬉しかったです。
背中を押してくれているような気持ちにさせてもらいました。
だってですね、ずっとずっと「絵画のような私になる💘」を中心にブドワール撮影をしていましたから。
絵画の中にいるような、映画のワンシーンに自分が入ったような、そんな一枚を渡し続けていたいと。その想いでやっていましたから、このような「Boudoir Art」という本が実在していたことも知らなかったので。きっとあると思っていたけど見つけられなかったので🙏
今年またこうして撮影を募集し始めたタイミングで、素晴らしい本に出会えたことが嬉しかったです。
そして100年も前から、女性の官能的な美しさにとても価値があったこと、芸術であったこと、描かれている女性たちが幸せそうなことを知れて良かったです。
世間一般としてこれが王道になることはないと思いますが
知っている人は知っている、という通な世界であることと
女性の存在という美しさの価値は普遍的なものであるということ、
私にとって大きな糧となりました。
祝福の一日でした。
また、天才たちのバイブレーションをいただきに、時々訪れたい場所となりました。
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