こんにちは、西川らむです。
先日、近所にできたカフェのようなお茶屋さんに行ってきました。
とっても洗練された空間で少し前から気になっていたものの、何屋さんか分からなかったのです。
買い物帰りにお店の前を通ったらたまたまスタッフの方が呼び込みをしていて、こんなお店ですと色々丁寧に教えてくれて美味しそうと思って寄りました。
店内はモダンな雰囲気で、茶器や照明や空間そのものが洗練されていていい気分です。
お出しいただいた品もどれも全国各地から取り寄せたこだわりのものだそうで、一つ一つ丁寧な説明がありました。
専門店ならではのこだわりようで、知識のない私は初心者ながらも楽しい時間となりました。
そんなこんなで思った以上に長居をしまして帰ってきました。
なんだか帰ってきてからどっと疲れました。
あれ?素敵なお店だったのになぜだろう?
ふと、思いました。

とてもこだわりが強いがゆえに、商品への愛情が溢れるばかりに、その商品へは優しいけどお客さまには優しくないのだと。
いや、こう書くと語弊があるかもしれないけど。
お客さまが置いてきぼりになる感じなのです。
私に専門的な知識がないからかもしれませんが、ついていけない感じ…。
もちろんスタッフの方は丁寧で親切で優しいのです。それが余計に置いてきぼりにされている感じといいますか。
商品への愛情が深いからこそもっと商品に対して細やかに優しくした方がいいのではないかなあと感じました。
その時に、この言葉を思い出しました。
「神経質な人が世界を心地よく作っている」
随分昔に読んだ記憶があり当時はよく意味が分かっていませんでしたが今ならおっしゃる通り!と分かります。
心地よいサービス、心地よい商品、心地よいものは、必ずと言っていいほど「神経質」な人が作っています。
神経症、過敏症と言われるとネガティブな気持ちになる方が多いかもしれませんけど、その方々のおかげで日本の心地よいサービスが作られていると思います。
(本当の神経質な方々にとったら足りないかもしれませんが。)
私も神経質な方でありますが、気づかないことも知らずに傷つけていたりすることもあると思います。
でも、自分の商品(撮影等)にこだわりすぎるあまりお客さまを置いてきぼりにしたり、大切なことを見失わずにいたいと決めた日でした。
商品に深い愛を持っているからこそ目の前のお客さまにも分かりやすく、優しく、細やかに。
自分のことを振り返っても未だできていないことも沢山あって、もどかしい思いをお客さまにさせているかもしれませんしその際はごめんなさい。謝っておきます…!w
優しさと柔軟な心を持ってこれからも仕事をしていきたいと思います。






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元美容師。女性性を開花させるツボ押しが得意な施術家兼写真家。脱毛症でスキンヘッドとウィッグ生活。
撮影を体験してくれた一般女性のモデルさんとインタビュー形式で音声対談しています。