こんにちは、西川らむです。
少し早いですが撮影募集は締め切らせていただきます。皆さまありがとうございました。
また、来年も募集しますのでよろしくお願いします。
http://rumboudoir.com/archives/10563
私自身、毎年歳を重ねるたびに美しいものへの探究心が深まるのを感じています。
若い頃には気付かなかったことの一つです。
美しいものはとても価値があります。
すぐに思い浮かぶのは美術や芸術ですかね。
それに加えて、大自然が生みだす神秘的な景色。
非日常だけではなく普通に過ごすごく平凡な毎日にも有り余るほどの美しさが埋もれていると思います。
私が好きなのは、ただ平凡で普通な毎日の中で見つける美しさです。
人から見たら汚い?そんな部分かも。
飾らない態度といいましょうか。
私はそういうものが好きです。

さて、最近行った美術展です。
グスタフクリムト展。
入ってすぐに目に飛び込んできたこちら。
「あらゆる芸術は官能的である。」
クリムトの絵も好きなのですが、彼自身がとても好き。
人柄や価値観に似たものを感じるからです。
そして猫好きなところも!
会場ではクリムトの世界観に沿った香りの演出もありました。
数種類のハーブを調合した、爽やかでも官能的な独特な香り。
心ゆくまでクリムトの世界観を堪能できます。
10/5までやっているそうです。
土曜日に行きましたが、連休に入っていたからかそこまで混んでいませんでした。
ジャポニズムにも多分に影響を受けていたようで和風美人もいました。
日本文化ってやはりすごいなあ、と思います。
お互いに影響を受け合っているのですよね。

それからSOMPO美術館で大正イマジュリィの世界展を見ました。
明治・大正・昭和初期くらいのものです。
西洋文化が入ってきた頃の若くて新しいエネルギーも感じられました。
今どきに言うと「レトロ」でしょうか。
丁寧で品格のあるデザイン、作品ばかりで美しいです。

橋口五葉装丁、夏目漱石の「吾輩ハ猫デアル」です。
か、か、可愛い。
昔の本の装丁ってこんなに素敵だったんですね。
そりゃ本は高価なものだったでしょう。
藤島武二の与謝野晶子のを見つけました!
官能的です。
展示されていたものは、女性の美しさを表現するもの、官能的なものもわりとあって見応えがありました。
綺麗な女性、美しい女性、可愛いは昔から人の心を豊かにするのだなと感心しました。
現代の私たちに馴染みのある「資生堂」や「三越デパート」の昔ながらの広告もたくさんありました。
どれもとってもおしゃれで乙女心をくすぐるものばかり!
時代が変わっても女子が好きなものは何も変わらないのだなと、ほっこりしました。
そして、美しいものの価値というものをたびたび感じました。
もちろん見た目だけの話しではありませんけど、
見た目の可愛さ美しく在りたい気持ちは人を成長させるものだと思います。
自分自分と、矢印を自分ばかりに向けるのも苦しいものです。
ちょうど良い塩梅を見つけるのもまた、人生経験がものを言います。
自分らしく美しく咲きたいものですね。

昨年書道を再開しました。
楷書とかな文字どちらも買いています。
手紙を書くのが好きなので、筆でサラッと書けたらイイなと再開したのです。

練習用半紙。1,000枚単位なので多いです。