「boudoir」ブドワールと言う言葉に出会った時の衝撃

私が撮影している写真のジャンルは、「boudoir」と書いてブドワールと言っています。フランス語から来ているようですが、ブドワールというジャンルが正確にあるのかどうかは分かりません。

私がブドワールという言葉に出会ったのは写真を始めてから少し経った頃で、最初の始まりはお遊びのようなセミヌード撮影でした。と言ってもセミヌード撮影もどき、というような感じです。

というのも当時私はリラクセーションサロンを一人で運営していて、そこで気の合うお客様をスマホのカメラで撮影させてもらってふたりできゃっきゃして楽しんでいただけだったからです。なのでセミヌードといっても施術の合間のことなので、タオルを巻いていて半裸というようなものです。

でも、この遊びのセミヌード撮影の中に私は何か一つの本質を見ていました。

女性が本当に必要としているものは、施術のような癒しやリラックスだけではなく、その上に成り立つ揺るがないなにか、美や許容なのではないかということを自分の身体中で感じていました。

それから少しづつ、ほんの少しづつ、撮影をするようになりました。

施術中に女性が見せてくれる、リラックスしてきてふわっと邪気が抜けて上気するような表情になるあの一瞬!

私はこの一瞬を見逃しはしませんでした。とても神々しく神や天使が舞い降りてきたのか、というくらいに光の柱を纏っている。さっきとはまるで違う人だ。美しい、美しい。

そう感じても、悲しいですがほんの一瞬で消えてしまうんですよね、本当に1秒くらいの・・・。儚いものなのです。だからきっとご自身でもこんな柔和な表情をしていることを知らないのだろうと思いましたし、いくら身近なパートナーや身内であってもきっと知らないだろう、そんな風に思いました。

私はその一瞬をどうしても本人に伝えたくなってしまって、それはきっとその人の背中を後押ししてくれる力になると思って写真を残すようになったのです。

それから撮影した写真や裏側などインスタグラムを投稿するようになりました。まだまだインスタグラムが始まった頃の話しですね。今とは違ってシンプルな機能しかない時です。ハッシュタグというものを知って、私は#セミヌードとか、#フォトセラピーなど片仮名や英語で付けていたと思います。

そこで偶然とても素敵な一枚の写真を見つけました。そこに付いていたハッシュタグが boudoir でした。意味はわからなかったけど、bodoir のハッシュタグを見に行ってみると素敵な大人の女性の写真がたくさんあって衝撃を受けました!

そこにいた女性は、とても太った人も、痩せた人も、黒人も、白人も、アジア人も、年齢を重ねた人も(70代くらいの!)、ブドワールという土俵の上では平等に感じました。年齢も若いというより年齢層は高め。日本でよく目にしていたグラビアとは全く違ったものでした。だからこそその姿は堂々と自分の個性を楽しんでいてあまりにも素敵だ・・と衝撃を受けたのです。

皆んなそれぞれ自分に似合うランジェリーや、布や、その人を象徴する何かを纏っていました。私にはセクシーさやエロティックさを感じるというより、女性の持つ深い生命力を力強く感じました。生き生きしていてかっこいい。

ブドワールという世界観が私にとって千利休のお茶の世界に通じているんです。お茶の世界でも、茶室に入れば殿様だろうが将軍だろうが何者だろうがその空間では平等であるといいますよね。

それと同じでブドワールでもその世界観では一般的にいうような美醜などの美的価値観は関係なく、それぞれのその人だけが持つ個性を輝かせていくこと。これだけが大切なのです。私にとってそれが最も大切なのです。

そうそう!!それだそれ!私はそういう風に生きていきたい!と願っていた世界であったので私はすぐにブドワールという言葉が大好きになりました。

ただですね、ブドワールという本来の言葉の意味や時代背景は未だ文献等を読んでいるわけではないので分かっていないということだけご承知いただきたい。今後理解していきたいと思っています。

が、私が使っているブドワールという言葉は私自身で再定義していて以下の意味で使っています。

吐息のかかるような極近い距離感、官能的で本質的な生命力を見出すこと。

としています。

5年前くらいの私。グループ撮影会をした時に私も脱がされて、いや、自分から脱いで?(笑)

とても簡単にいうと、その女性がハッと気付き、秘めて、沈黙の幸福に生きること。

なのですが、いや、余計に分からなくなりますかね。(汗)

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ABOUTこの記事をかいた人

元美容師。 その後整体師、店舗サロンオーナー兼セラピストを経て写真家へ。 20代半ばで病気になり髪の毛が抜けて絶望的な日々を送っていた時に、ランジェリーと写真に出会い救われる。 その経験から女性の美しさの可能性に感動し、コンプレックスを抱えている女性や 女として諦めていたり、自信をなくした人に向けて整体&撮影を始める。 女性性を開花するツボを押す施術が得意。 写真は独学で、大のカメラ好きだった祖父から幼少期からモデルの練習を(イヤイヤ)させられていたおかげか どうすれば女性が美しく見えるのかを熟知しており、それが今の仕事に活きるとは微塵も思っていなかった田舎娘です。 <また、現在好きな仕事で圧倒的自由に活躍するために稼ぐとは?をテーマにビジネスを学んでいるのでビジネスの動画も配信中。> YouTube⇨https://www.youtube.com/channel/UCd7Jb-6RtMES5OQWKCJ4Yew ホームページ⇨https://www.rumnishikawa.com