真の美とは・岡倉天心

こんにちは、西川らむです。

今読んでいる岡倉天心の「茶の本」。

茶について書かれていますが、それにまつわる花や自然、芸術や空間など様々なことまで範囲を広げて書かれています。

その中の一つ、真の美についてサラッと書かれていたけどとても好きな部分がありました。

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真の美というものは、不完全なものを前にして、それを心の中で完全なものに仕上げようとする精神の動きにこそ見出されるというのである。

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これは茶室の空間や装飾について書かれていた文章なのだけど人生も芸術も同じだと説かれていました。

岡倉天心は質素な生活の中に美しさを見出し、また美しさを求める人だったから…。この言葉がズキューーンと私の胸に刺さりました。

撮影するたびに感じていた美しい人とは、美しくありたい気持ちに向かっていく人のことだったと分かりました。

私たちはついつい目に見えることで、他人と比較して美しい美しくないと自分で判断してしまうけれど、岡倉天心の言葉を借りるなら「真に美しい人とは、不完全と受け入れながらも美しさを求めていく人である。」。

こう言ってくれるのではないかなと。

美しくありたい。

可愛くありたい。

自分の個性を愛したい。

そういう気持ちがある人は(一時的に今は無くても)、みんな真の美しい人だと思います。

私が持っている本は新訳なので、原文も欲しいと思っていたら偶然靖国神社の売店で出会いました。

対訳本もあるのですね!

茶の本の原文は英語なのでこちらを購入。

英語だと理解できないけど・・w

ABOUTこの記事をかいた人

元美容師。 その後整体師、店舗サロンオーナー兼セラピストを経て写真家へ。 20代半ばで病気になり髪の毛が抜けて絶望的な日々を送っていた時に、ランジェリーと写真に出会い救われる。 その経験から女性の美しさの可能性に感動し、コンプレックスを抱えている女性や 女として諦めていたり、自信をなくした人に向けて整体&撮影を始める。 女性性を開花するツボを押す施術が得意。 写真は独学で、大のカメラ好きだった祖父から幼少期からモデルの練習を(イヤイヤ)させられていたおかげか どうすれば女性が美しく見えるのかを熟知しており、それが今の仕事に活きるとは微塵も思っていなかった田舎娘です。 <また、現在好きな仕事で圧倒的自由に活躍するために稼ぐとは?をテーマにビジネスを学んでいるのでビジネスの動画も配信中。> YouTube⇨https://www.youtube.com/channel/UCd7Jb-6RtMES5OQWKCJ4Yew ホームページ⇨https://www.rumnishikawa.com